もぎたての曽我の青梅果汁を長時間煮詰めて、最後は土鍋に移して造ります。青梅1kgが30g位のエキスに仕上がります。梅の持つ抗菌力、クエン酸の疲労回復力、また、製造中に青梅果汁に含まれるグルコースが酸と熱に反応しクエン酸と結合し生成されるムメフラールは、血流をよくする働きがあると言われています。
いつも見かける落花生より小粒のものを原料として使います。芯まで柔かく、煮くずれないように仕上げるためです。釜の中に入れて、浸し、炊き上げに10時間以上の手間暇をかけて造る味ピーは、田中屋が開発したまさに田中屋オリジナルです。落花生は、煮込むことで脂肪分が少なくなります。
鯛と鱈から造ります。鮮度が良く脂がのっていないものを原料として選びます。「脂がのっていない」は普段のお魚選びでは考えられませんが、惣菜や佃煮の原料選別ではしばしばあります。「水に晒す」という製造工程も脂分を少なくするために行ないます。田中屋の鯛めしはいつも出来立てです。